先日、京セラ主催のインプラントセミナーに参加してきました。当院では、安全性と機能性や安定性、将来性を考慮し、国産メーカーである京セラの「ファインシア」というものを選択しております。

1日がかりのセミナーでした。合計7名の先生のご講演を大変興味深く聞かせて頂きました。

近年のインプラント治療は、埋め込み手術自体の安全性は確保され、また、システム化され簡単になっています。現在の話題の中心は、いかに長持ちさせるかというところです。

骨に埋め込む治療なので、骨の状態が悪ければすぐ抜け落ちてしまいますし、埋める場所や方向が悪ければ被せ物が割れたり、インプラントが折れたり抜けたりします。インプラント自体の構造が粗悪なものであれば、これも当然長持ちしません。

当院のインプラント治療を担当している古屋英敬先生は、歯学博士でもあり、京セラ公認のマイスターでもあります。古屋先生はいかにインプラントを受け止める骨組織を安定させるかということを、大学院時代から研究されています。

今回の講演を通して、「患者さんのお口の将来を見据えた」治療計画の立案することの重要性を再認識しました。また、古屋先生の熱い情熱を感じ、彼にインプラント治療をお願いして良かったなと改めて思った次第です。